なぜスクリーンタイムの制限は自分で解除してしまうのか
iPhone標準のスクリーンタイムは、制限時間に達しても「あと15分」「今日は無視」をパスコードだけで数秒で選べます。自分で決めた制限は自分で外せるため、眠い夜や疲れた夜ほど、気づくと解除しているという人は少なくありません。
制限そのものを厳しくするより、「解除するときに、ひと手間かかる」ようにするほうが続けやすい場合があります。ここではその考え方と、NFCタグを使った具体的なやり方を紹介します。
「ひと手間」を物理的に作る:NFCタグで解除する方法
LockTagは、選んだアプリをスクリーンタイムで制限し、解除は登録したNFCタグをiPhoneにかざしたときだけ、5・10・15・30・60分のどれかで一時的に行えるアプリです。時間が過ぎると自動で制限に戻ります。
- LockTagをインストールし、制限したいアプリ・カテゴリ・Webサイトを選びます。
- 市販のNFCタグ(NTAG213などのシール型・カード型)を1枚用意し、アプリからタグを登録します。
- タグを玄関や机の引き出しなど、普段いる場所から少し離れたところに置きます。
- 制限中のアプリを開きたくなったら、タグのところまで行ってiPhoneをかざします。
パスコードで数秒で戻すのではなく、タグのある場所まで移動する時間が「本当に今開く必要があるか」を考える間になります。
置き場所のコツ
- 寝室で夜更かしを減らしたいなら、タグは別の部屋に置く。
- 通勤中のSNSを減らしたいなら、タグは自宅の玄関に置く。
- 通販アプリは、財布の中やカバンの底など取り出しにくい場所に置く。
制限ごとに別のタグを登録することもできます(無料プランの制限ルールは1件まで、プレミアムはルール数の上限なし)。
知っておいてほしいこと
- 「絶対に解除できない」仕組みではありません。iPhoneの設定からスクリーンタイムの許可を取り消すことは可能です。LockTagは、うっかり解除を減らすための「ひと手間」を作るアプリです。
- NFCタグは別売です。LockTagのアプリ自体は無料で始められます。
- タグをなくしたときのために、理由を記録して使える緊急解除があります(1日の回数に上限あり)。
- iPhone向けのアプリです。iPadはNFCタグの読み取りに対応していないため、タグでの解除は使えません。